「傾国の戦い」とは、小マップ上の城を自分の所属するサーバーの同盟同士で取り合う合戦イベントです。
細かいルールが多く、初心者は慣れるまでに時間がかかるので基本的なポイントはここで押さえておきましょう。
【傾国の戦い】開催シーズン
- 月曜日~翌週日曜日までの14日間
- 休戦日なし、365日稼働
「傾国の戦い」は月曜日に開始され、そこからの2週間を1シーズンとして行われます。
この期間中に休戦日というものはなく、14日間すべて(365日)開催されています。
小マップは全部で5種類。シーズンごとにローテーションで変化し、それぞれ最終的に入手できる報酬も異なります。
新規サーバーで一番最初に開催される合戦イベントです。
【傾国の戦い】宣戦・征伐時間
- 【宣戦時間】毎日8:00~20:30
- 【征伐時間】毎日21:00~21:45
※「宣戦」をしておかないと「攻城」ができない
まず「宣戦」とは、他同盟の城へ攻撃を仕掛ける申告を意味します。宣戦をすることで夜の「征伐」での攻撃予約をしておく、というイメージです。
この宣戦をしておかないと、征伐時間になっても城を攻撃することは出来ません。「宣戦」→「征伐」という流れを知っておいて下さい。
【傾国の戦い】宣戦時の注意点
- 宣戦できる城は前日の同盟名声により1~2つ
- 宣戦は役職を持つメンバーだけが行なえる
- 他同盟が宣戦した城を自軍が上書き宣戦することはできない
- ガチ勢なら朝8:00のログインがほぼ必須
- 自城がない時はLv.1の赤城どこにでも宣戦できる
占領したい城が見つかったら、傾国の戦いの宣戦時間中(8:00~20:30)に宣戦を行います。
宣戦できる回数は前日の同盟名声ランキングにより、1つか2つです。
自軍の同盟名声ランキングが1~8位に位置しているなら2つ、9~16位なら1つとなります。
同盟名声はホーム画面左下の「ランキング」→右上の「同盟」で確認できます。
宣戦は同盟の盟主と副盟主の他、権限を割り振られた役職者が行えますが、後述する「早押しタップ」は宣戦できるメンバーが多ければ多いほど有利なのは言うまでもないため、日頃から権限持ちのメンバーを多く確保しておく必要があります。
権限設定はフッターメニュー右下の「同盟」タブ→右上の「施設管理」→「同盟権限」で、メンバーを任命する際は同じく「施設管理」→「メンバー」からメンバーを選択して「役職変更」で可能です。
また、宣戦済みの城に対して他の同盟が上書き宣戦することは出来ません。
つまり本気で落としたい城がある場合は「朝8:00」という宣戦開始時刻に放置少女アプリを起動して傾国マップをスタンバイしておき、8:00になった瞬間に「早押しタップ」で勝つ必要があります。
この早押しに負けると征伐時間に攻撃する城がなくなってしまうこともあり得るため、朝にログインできる役職メンバーの役割はかなり重要となってきます。
やってみるとわかりますが、毎朝8:00にログインするのはモチベーション維持がかなり大変です。いつも早押しをしてくれているメンバーには時々でも感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
宣戦できる城は自軍の城と道がつながっている城のみですが、Lv2.青城は赤城を最低1つ、Lv3.金城は赤城2つor青城1つを所有していないと宣戦することができません。
また、城を所有していない際(野良状態時)はマップ上のLv.1赤城ならどこでも宣戦が可能となることを覚えておきましょう。
後述する「城点数」が0になるのは痛いですが、強敵に囲まれた際など、場合によっては野良状態になった方が翌日以降の立ち回りが有利になる場合もあります。
【傾国の戦い】宣戦期間中にやること
宣戦された自城に副将を1~4人「駐屯」させる
※いちど駐屯させたらキャンセルはできないので注意
こちらが宣戦したということは、当然敵もこちらの城に宣戦してきているハズです。
この宣戦された城が夜の征伐時間に落とされないよう、事前に副将を「駐屯」させて防衛することになります。
駐屯したい城を選んで「駐屯」をタップし、副将を選んで右下の「駐屯」アイコンが光ったらタップすることで駐屯完了となります。
この時、城のLvによって最低必要な副将数が違うので注意して下さい。
- Lv.1「赤城」…副将1人以上
- Lv.2「青城」…副将2人以上
- Lv.3「金城」…副将2人以上
※上記の数は初期のサーバーでの人数です。数ヶ月が経過してサーバーレベルが上がるにつれ、最低必要な副将数が多くなります。現状のサーバーレベルについては「傾国の戦い」のヘルプを参照して下さい。
ここで注意が必要なのは、一度「駐屯」させたらキャンセル(引きはがし)することが出来ないということ。
わずかでも夜の征伐時間にログインできる可能性がある時は、強い副将は駐屯させないことを強くオススメします。
【傾国の戦い】征伐時の注意点
- 21:00までに装備を整えておく
- 城の取り合いは交互の勝ち抜き戦
- 攻め側が先手を取るため有利
- 連続で勝ち抜いた副将には強力なデバフがかかる
- 各副将は負けてももう一度参加できる
- 城を落とされても一度だけ「反攻」が可能
- 初期サーバーでの「早落とし」は禁物
いよいよここからが「傾国の戦い」のキモとなります。
まず、「傾国の戦い」に参戦する副将の装備は征伐開始の21:00時点のモノが反映されます。
この時点で装備が外れていると弱い状態で合戦を戦わなくてはなりませんので注意しましょう。
合戦形式は相互の副将による勝ち抜き戦です。城に駐屯された防衛チームに対し、宣戦した側が攻撃チームをぶつけることで戦いが始まります。
勝った側の副将は次戦へ持ち越し、負けた側の副将は次に控えるチームと交代という流れで戦闘が進みます。
戦闘画面では左が攻撃側、右が守備側になります。
攻撃側が必ず先手を取るので、チームの先頭に強い副将を置いておけばだいたい1ターンで勝負がつきます。
強さを極めた副将は「100人抜き」や「500人抜き」することも珍しくありませんが、連続で戦い続けている場合はHPとMPが回復しません。いつかは必ず負けることになります。
さらに、攻守ともに勝ち続けている副将にはデバフがかかり始めます。
具体的には守備側は39人抜きで防御力が0、攻撃側は100人抜きで攻撃力15(MPや筋力ベースの攻撃は除く)までステータスが落ち込みます。
このデバフは視認できないのでわかりずらいですが、これを利用すれば相手がどんなに強力な敵でも倒せるチャンスが生まれるでしょう。たとえ自軍に弱い副将しかいなくても、敵にデバフをかけるという役割で同盟に貢献できる、というわけです。
すべての副将には「おにぎり」と呼ばれる体力が2づつ存在し、0になった時点でその日の合戦からは退場となります。
おにぎりは副将アイコンの右上に「x1」「x2」と表示されています。
負けたら熱くなって即時投入するのではなく、冷静になって投入する場所やタイミングを考えましょう。ちなみに体力が0になることを「おにぎれ」と呼ぶ人もいるようです。
城を落とされた側は、一度だけ「反攻」という城を取り返すチャンスがあります。
「反攻」とは、守備で負けた側が今度は攻撃側になってリベンジ出来るということです。権限を持つ役職メンバーが反攻宣戦し、勝利すれば城を取り戻すことができます。
※敵がNPCの場合は反攻してくることはありません。
ただし反攻は落城後に反攻宣戦をしてから「15分間の準備期間」を待つ必要があります。
サーバー初期の頃は戦略上この15分という時間が非常に重要になってきます。以下に紹介しますので知っておいて下さい。
【攻撃側】
サーバー初期の段階では、21:30以降に攻城開始することをオススメします。これは征伐終了が21:45なので、終了15分前に落とせば準備期間の15分のおかげで反攻される心配が無くなるという理由からです。
【防御側】
これもサーバー初期の段階限定の作戦ですが、駐屯は少なめ(というか空っぽ)にして敵の21:30前の攻城を誘うと良いでしょう。21:30前に落城させることを「早落とし」と呼んでいますが、 手持ちの副将が少ない初期段階の守備側は敵に早落とししてもらって反攻で取り返すのが副将の消耗も抑えられて効率的です。
【傾国の戦い】城の点数と報酬
- 所有した城の数と種類によって毎日「お城報酬」が貰える
- 積み重ねた城の点数によってシーズン終了時に「シーズン報酬」が貰える
- これらは「傾国の戦い」に参戦しなかった同盟メンバーにも配布される
※城の点数はLv.1「赤城」1点、Lv.2「青城」2点、Lv.3「金城」4点
征伐時間終了時点(21:45)で城を保有していると、その翌日(0:00)に城の種類と数に応じた「お城報酬」(銅貨や宝箱、育成丹など)を毎日獲得できます。
また、それぞれの城レベルに応じた点数が毎日積み重なっていきます。
シーズン終了後、この点数ランキングにより「シーズン報酬」(宝石券や覚醒丹など)を獲得できます。
この報酬はマップごとに異なり、以下の通りとなっています。
- 冀幽州(きゆうしゅう)=育成丹
- 青豫州(せいよしゅう)=神器経験石
- 荊揚州(けいようしゅう)=入場券・応募券
- 涼益州(りょうえきしゅう)=宝石券
- 王都圏(おうとけん)=覚醒丹
この「傾国の戦い」報酬は合戦に参加しなくても同盟に属していれば必ず貰えますが、ただ報酬だけもらい続けるのはきちんと活動しているメンバーに対して失礼と言えるでしょう。
所属する同盟ルールが寛容でない限り、駐屯参戦だけでもしておくのがマナーというものです。